カヤックフィッシングやってみたい!
でもどんなカヤックがいいのか分からない。っという事あるあるだと思います。
結論から言うと自分が何に重きを置くのか?によると思います。
例えば、なるべく安くすませたいのか?なるべく軽いカヤックがいいのか?海での移動を楽にしたいのか?などどれを優先するかによって、対象とするカヤックは変わってきます。
なので今回は、形状や素材によっての違いについて書きたいと思います。
カヤックの種類
カヤックには色んな形の種類があります。
それぞれ、釣りする為のカヤックと言う事を視野にして説明していきます。
〇インフレータブルカヤック
空気で膨らますタイプのカヤックです。
収納場所を取らず軽いのがメリットです。
とても軽く浮力も強い為に風の影響を受けやすいです。
その為、天候の影響を受け易い海での使用は、向いていなくてバス釣りなどの静かな湖などの使用が良いです。
〇フォールディングカヤック
組み立て式のカヤックです。
こちらもっコンパクトに折りたためて収納場所を取らず軽いです。
海の海況にも対応した走破性を持つカヤックもあります。
只、釣りに適した作りの物は無くロッドホルダーを工夫して付けたりクーラーBOXは、載せられないのでソフトクーラーにするなど工夫が必要になります。
また、丁寧に扱わないと牡蠣などが付いている場所では破れたりするので気を付けないといけません。
〇シットインタイプ
艇の中にスッポリと入って乗るタイプのカヤックです。
海で使う艇は、長細いタイプが多いので、釣りをするには少し安定感が無かったりしますその分スピードは速いです。
湖のような水面が静かな場所では、軽くて取り回しのいい大きさの物があったりします。
シットインタイプもクーラーBOXが置けなかったりと艤装に工夫が必要な艇が多いです。
〇シットオンカヤック
カヤックフィッシング用に作られた艇は、ほとんどがシットオンです。
安定感に優れている艇が多くフィッシング用に作られている艇は、魚探や竿やクーラーBOXを艤装出来る仕様になっていたりします。
海で使うシットインに比べると安定感に優れている艇が多いですがスピードは劣ります。
形状
どのタイプのカヤックも形状によって性能が変わります。
長さ
長さが長いと高速で移動できますが回転性は悪くなります、海の場合は広いので小回りする必要は無いので回転性は、あまり気にしなくて良いと思います。
長さが短いと移動スピードは遅くなりますが回転性が良くなります、川下りなどのリバーカヤックはこのような形状をしています。
幅
幅が広いと安定していますが水の抵抗が増える分スピードが衰えます。
幅が狭いと安定は衰えますがその分スピードがでます。
ボトム形状ロッカー(反り)
ロッカーが強いと回転性が良きなります。
ロッカーが弱いと直進性が良くなります。
ボトム形状
【フラットボトム】
回転性が良い
停止状態での安定性が良い
リーン(傾け)が難しい
横波の影響を受けやすい
【Vシェイプボトム】
直進性が良い
水深スピードが速い
安定性にかける
材質
インフレータブルやフォールディングカヤックは、塩化ビニール・ナイロン・ポリエステルなどで出来ている。
折りたためるので収納場所を取らないで便利です。
破れたりする可能性があるので取り扱いには注意が必要。
ポリエチレンは量産ができるので、価格が安くて割れにくい素材です。
FRPやABSに比べると重量が重くなります。
また、紫外線などの影響で数十年すると劣化して割れやすくなったりします。
ABSは硬くて軽いのが特徴です。
価格は高いです。
LEGOブロックと同じ素材と言えば想像つくのではないかと思います。
しかし、硬いと言っても強い衝撃を受けると割れます、そうすると補修は難しい材質です。
FRPも硬くて軽いです。
価格は高いです。
FRPも気を付けなければ割れてしまいます、しかしABSより補修は簡単で半永久的に使い続けることができます。
最後に足漕ぎカヤックと言う選択肢もあります。
足で漕ぎ進むので、両手が空き竿を持ちながら進んだり出来るので非常に釣りしやすいと思います。(乗ったことないので分かりませんが)
デメリットは、価格が高い・めちゃくちゃ重いってな感じかな?っと思います。
足漕ぎカヤックは、幅がかなり広いものが多くドライブが壊れてしまった時は、パドルで漕ぎ帰って来るのが大変になります。
なのでそうならない為にも、足漕ぎドライブのメンテナンスが必要です。
海で乗るのであれば安全性を考えて長さは3.5m以上あったほうが良いです。
海には風や流れに立ち向かえる走破性が必要です。
以上の事を参考にカヤックを選んでいくと、何となくどんなカヤックが良いのか絞れて来るのでは?っと思います。